定家の小倉色紙についての「極書」発見!

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小倉色紙の、江戸時代の、鑑定書です。
よろしくお願いします。
著名な鑑定家ですね。

極書が出てきた。極書は、平安から室町にかけての和歌、漢詩、経典、手紙、記録類古筆の、真筆を保証する鑑定書のことをいう。この極書は、縦13㌢横3㌢の大きさで、「京極黄門定家卿 みせばなや」と表書きされ、裏に「小倉類色紙 甲申」とあり、台帳への割り印がある。

 意味するところは、江戸期の藤本了因という実在した古筆鑑定家が、「この色紙は、藤原定家の筆になる、小倉百人一首のうちの、見せばやな雄島(をじま)の海人(あま)の袖だにも濡れにぞ濡れし色は変はらず 殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)」の保証書、ということを指している。

 殷富門院大輔は1130-1200ごろの女流歌人。定家と交流があった。女房三十六歌仙の一人。小倉百人一首90番目に登場する。千首大輔の異称がある。正直極書をはじめてみた。鑑定された、定家筆の殷富門院大輔「小倉色紙」はどこにいってしまったのだろうか。

 「明月記」に記載があるように、小倉色紙は、嵯峨中院障子の色紙形に,天智天皇以下 100人の和歌を書いた古今の歌人の百首を選び、障子に貼り込んだものという。今日、地模様の無いものと有るものと二組があるという。武野紹鴎が室町時代に茶会に用い、初めて茶席の掛け物とされ、江戸時代に、古筆はブームになった。

 翻って、鑑定書がついていたはずの、殷富門院大輔の歌を定家が書いた小倉色紙はどこにいったのだろう。多くは美術館が所蔵しているが、梓沢要「百枚の定家」によると、100首のうち49首は所在がわからない。一度も、記録に出てきていないのだ。定家はいったい、どこにいったのだ。

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